合併症のあるかたへ

新宿院では、麻酔科指導医との連携により、合併症をお持ちの患者さまの手術も積極的に行っています。リスクが大きいために他院で断られたかたも、一度ご相談ください

代表的な合併症

子宮筋腫合併妊娠

子宮筋腫が合併されますと以下の症状が予想されます

  • 手術中の予想外の出血
  • 妊娠+筋腫効果で子宮が非常に大きくなり、手術器具が届かない
  • 子宮筋腫での子宮の屈曲、偏移による手術手技困難の増大

当院では手術に慣れた医師が超音波エコー機をガイドに慎重に手術を行っております。ほぼ毎週のように、この症例がありますので子宮筋腫を合併されているかたは安心してご相談ください。

重症の貧血

重症の貧血はとても多い事例です。ただ、貧血を治療してから手術を行うなどの時間的余裕がないため、多少の貧血がある状態で手術を行うこととなりますが、対策として下記を行います。

  • 手術出血を最小に抑えるべく時間をかけずに手術を行う
  • 貧血治療を点滴、飲み薬を使用し平行して行う
  • 貧血ショックに対し、ステロイドの抗ショック療法を併用する

大きな週数での妊娠中絶(中期:妊娠12~14週)

通常ですと、3~7日間の入院により分娩と同様の陣痛発生による中絶となりますが、時間的・経済的理由により日帰り手術で行います。医師からの説明をよく聞き、納得の上、方針を決心されてください。出血リスクが最も多いので、下記の対応をしながら行います。この手術は経験と技術で対応します。
手術可能な妊娠週数について詳しくはこちら→

  • 手術出血を最小に抑えるべく時間をかけずに手術を行う
  • 貧血ショックに対し、ステロイドの抗ショック療法を併用する
  • 万が一のトラブルに対し、入院可能な緊急病院との連携のもと行う

多量に向精神薬を服用している場合

最近、特に若い女性に多いのが多量の睡眠剤常用のケースです。

  • 麻酔が効きにくい
  • 意識のコントロール困難

以上のケースが目立ちますが、麻酔科指導医との協力で麻酔を行いますので、それほど問題もなく対処しております。
このように困難が予想されるケースも習熟した医師が手術を可能としています。ただし、それ相応のリスクがありますので、手術前に医師と相談して方針を確定しましょう。

その他の合併症下記のような持病や病気をお持ちのかたも対応しております。

【婦人科】

子宮筋腫

卵巣の病気

性病・コンジローマなどの感染症

子宮ポリープ

【頭・心】

頭部腫瘍で手術をされたかた

てんかん

うつ病・不眠症

向精神薬服用中

【眼・鼻】

白内障・緑内障

アレルギー性鼻炎

聴覚障害のかた/p>

女性の通訳が必要です。

【心臓・循環器】

心臓・循環器の病気

ペースメーカー装着

不整脈・心臓の病気

高血圧・低血圧

【呼吸器】

気管支喘息

風邪・気管支炎

性病・コンジローマなどの感染症

アレルギー疾患

【内分泌・血液】

甲状腺機能障害

腎臓病

重症筋無力症

貧血・Rh(-)型血液

※通常の麻酔と違い、特殊な病気を持っているかたは、普段発作が起きていなくても、病気や妊娠状態に加え、麻酔というストレスが臓器に更に加わることで、突然、発作や病気が起こりやすくなります。そのため、発作や病気はいつでも起こりうるという前提で麻酔をかけてゆきます。

※異常を早期発見できる医療機器を装着し、発作が起きた時に早めに治療ができるような薬の準備などをして、合併症によるトラブルを防ぎます。このような大きなトラブルになりかねない、心臓や呼吸器の持病のある場合は大学病院での手術麻酔・集中治療室などの経験豊かな麻酔科指導医が麻酔を担当することで安全な管理を行ってゆきます。

合併症対応例当院で合併症対応を例をあげてご説明いたします。

【気管支ぜんそくをお持ちの患者さまの場合】

初回来院

外来診察時に医師の問診
「最近の発作について」「治療方法の確認」

手術当日

麻酔科指導医の立ち会いのもと施術
「ぜんそく発作の起きにくい薬剤の使用」「ぜんそく予防薬剤の投与」

手術後

早期ぜんそく治療薬の開始

ぜんそく発作となりうるストレスの除去

手術後疼痛の除去

【不整脈の患者さまの場合】

初回来院

外来診察時に医師の問診
 「失神発作の有無について」「治療方法の確認」
 「正確な不整脈の種類確認(房室ブロック・WPW 症候群など)」

手術当日

麻酔科指導医の立ち会いのもと施術
 「心電図装着」「心臓に負荷のかからない薬剤にて麻酔(NLA 麻酔など)」
 「不整脈の起きにくい薬剤の使用」

手術後

早期意識回復の薬を使用する

十分な酸素吸入

心臓ストレスとなる手術後疼痛の除去